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束縛される病との戦い

束縛される病との戦い

先日、私の父が病院で多系統萎縮症(MSA)と診断されました。

かなり前から身体の動きが緩慢になり、パーキンソンの治療を

うけていたのですが、何かしっくりこない。。。

そこでかかりつけの医者から専門医を紹介していただき

その診断を受けたところ

多系統萎縮症(MSA)という難病であることが判明しました。

さて多系統萎縮症(MSA)とは、タイプによって症状が異なり

以下の3つのタイプに分類されています。

  1. 自律神経障害が強いタイプ
  2. パーキンソニズムが強いタイプ
  3. 小脳症状が強いタイプ

発症5年程度で寝たきりになることが多い病気で

突然死も多く、夜間呼吸停止して死亡することもあります。

日本では、難病指定されています。

この病気は、男性が女性より2倍多く発症します。

多系統萎縮症は、50代で始まるのが一般的ですが

父は昭和11年生まれなので、かなり遅めの発症です。

父は日頃健康管理にはかなり注意して生活しており

サプリメントもかなり摂っていました。

多系統萎縮症の発症時期が遅くなったのも、おそらくは

日頃のサプリメント摂取のおかげではないかと考えています。

診断書によると、父の病状は線条体黒質変性症となっていました。

  • 初発症状は、「パーキンソニズム(パーキンソン症状)」
  • 発病様式は、「緩徐」
  • 経過は、「進行性」

この病気は、現代医学ではこれと言った治療法がなく

薬で症状を緩和させるのが唯一の治療法です。

しかし調べてみると、中国針がこの病気に効果があるらしく

早速、専門医院をインターネットで調べてみました。

すると、難病専門の鍼灸医院は少なく

都内や大阪に何軒か難病専門の鍼灸医院がある程度

しかし、身体が不自由な父が通うには都内は厳しい・・・

そこで、比較的近くに良い治療院がないか探してみると

たまたま地元で難病治療を行っている鍼灸医院を発見!

さっそく説明を聞きに行き、現在はそこに通院しています。

今回、多系統萎縮症(MSA)なんて病気があることを

父の病気を通じて始めて知りましたが、世の中には

この病気で苦しんでいる多くの人がいる

若くしてかかった場合、多くのケースでは寝たきりになり

要介護状態になるわけですから、ある意味

死ぬより恐い病気だと思います。

身体を思い通りに動かすことが出来る!

実はこれだけでも大変幸せなことなんですね。

こんな当たり前のことに、今回改めて気づかされました。



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